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第3章 「1970年代 カラフルなLewisLeathersの世界」
第3章 「1970年代 カラフルなLewisLeathersの世界」
1970年
グレートポートランドストリートのショップにて、カラーレザーが初めて登場する。 ストライプがレーシングジャケットの袖とサイドに施されている。新しいカタログには赤と黄色のジャケットが掲載されている。 1970年、ルイスレザーズは新時代への新しいアングルを描いていた。 特にスクランブリングとレース用の衣料などスポーツレンジの人気が出てくると加えられた。
1972年
「カラフルなルイスレザーズの世界」は新たなカタログと会社の新時代を告知する。 カタログはカラー16ページでその繁栄を示し、オプションでスポーツマンジャケットやスーパーファントムジャケットにストライプの袖が選択できるようになった。 またロードマスターが発表され、多様なカラーとコンビネーションで入手可能となった。
1973年
サイクロン、ヨーロッパ、エレクトラファミリーのジャケットが発売される。 これらは「ASTROLAN裏地(宇宙服に使用されているもの)」でもオーダー可能であった。 フルカラーの宣伝広告が「モーターサイクルマシーン」という雑誌の背表紙に毎週掲載される。
1976年
パンクロックが英国でその頭角を現し、セックスピストルズに入る前の「シド・ヴィシャス」が古いドミネーター・ジャケットを着ているところの写真が撮られる。 この年、ポール・シムノンとジョー・ストラマーがルイスレザーズにてライトニングジャケットを購入。 ベースストのポールは以前からモーターサイクリングに興味があり、ギタリストのミック・ジョーンズはネイビーのサイクロンを選び、クラッシュのマネージャーはライトニングジャケットを選んだ。
1977年
ザ・ダムドのラット・スケイビーとブライアン・ジョーンズがブロンクスとライトニングジャケットを購入。 セックスピストルズのスティーブン・ジョーンズがライトニングジャケットを購入し、プリティベイカントのビデオに着用など、数多くのパンクスがルイスのショップに押し寄せ、Dルイスが50年代半ばに確立した「ロックとファッション」の関係を再び確立した。 70年代後半では、クリッシー・ハインと、ジョニー・サンダースがルイスレザーズを着ているところの写真を撮られたりその他にも、シャム69、レイチェル・スウィート、ラリー・ウォレス、イギーポップやスクウィーズのジュールズ・ホランドなどがルイスレザーズを着ていた。 ラモーンズの「ロックンロール・ハイスクール」という映画のラストシーンでは、ジョーイが彼らのナンバーワンのファンであるリフランダルにルイスレザーズのライトニングジャケットをプレゼントしている。